ChatGPTに学習させない設定をスマホでする|オフにしても消えないもの

設定は1分で終わります。ただしオフにしても過去の会話は消えません。古い説明との違いも書きました。
この記事でわかること
- 設定は1か所
- オフにしても消えないもの
- 一時チャットの30日
この記事の要点
| 見出し | ひとことで言うと |
|---|---|
| 先に結論:オフにしても過去は消えない | 設定をオフにするのは「これから先」の話で、今までに入力したものが消えるわけではありません。 |
| 1|スマホでの設定手順 | iPhoneでもAndroidでも、同じ流れです。 |
| 2|古い説明に気をつけてください | こう書いてある記事を見かけますが、**今は違います。** |
| 3|履歴に残したくないときは「一時チャット」 | 一度きりの相談で、履歴にも残したくない。 |
| 4|音声は別の設定です | 見落とされやすいのがここです。 |
| 設定より大事なこと | ここが、講師として一番お伝えしたいところです。 |
| 今日やること(1つだけ) | ChatGPTを開いて、設定の「データコントロール」を見てください。 |
情報漏洩の話になると、研修の空気が変わります。
いちばん多い質問が、この設定の話です。
企業向けのAI研修で講師をしています。
整骨院、介護、電気設備など、ふだんパソコンをあまり使わない現場が中心です。
設定自体は、スマホで1分で終わります。
ただ、**オフにしても消えないものがあります。**
ここを知らないまま安心している方が、とても多いです。
この記事では、設定のやり方と、設定で守れない範囲を書きます。
01先に結論:オフにしても過去は消えない
- 設定は「データコントロール」の1か所
- 無料版でもオフにできる
- **オフにしても、保存済みの会話は消えない**
3つめが大事です。
設定をオフにするのは「これから先」の話で、今までに入力したものが消えるわけではありません。
021|スマホでの設定手順
iPhoneでもAndroidでも、同じ流れです。
- サイドバーを開く
- プロフィールのアイコンを押す
- 「データコントロール」を選ぶ
- 「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする
これで終わりです。
項目の名前は、アップデートで少し変わることがあります。
「データコントロール」の中を探せば、だいたい見つかります。
ひとつ知っておいていただきたいのは、**この設定は最初オンになっている**ことです。
自分でオフにしない限り、入力した内容は学習に使われる状態です。
無料版でもオフにできます。有料にする必要はありません。
032|古い説明に気をつけてください
こう書いてある記事を見かけますが、**今は違います。**
以前は、学習のオン・オフと履歴の保存が一緒になっていました。
いまは別々です。学習をオフにしても、履歴はこれまで通り残ります。
この変更を知らずに「不便になるならオフにしない」と判断している方がいました。
いまは、オフにしても困ることはほとんどありません。
043|履歴に残したくないときは「一時チャット」
一度きりの相談で、履歴にも残したくない。
そういうときは一時チャットを使います。
- 履歴に出ない
- 記憶(メモリ)を作らない
- 学習にも使われない
ただし、ここにも注意があります。
**安全上の理由で、最大30日間は保管されることがあります。**
その場で消えてなくなるわけではありません。
「完全に消える」と思って機密情報を入れるのは、やめてください。
054|音声は別の設定です
見落とされやすいのがここです。
音声モードには、学習に関する**別の設定**があります。
文字の設定をオフにしても、音声のほうは別に確認が必要です。
移動中に声で相談している方は、こちらも見てください。
06設定より大事なこと
ここが、講師として一番お伝えしたいところです。
**設定をオフにしても、入力した情報が社外のサーバーに送られることは変わりません。**
学習に使われないだけで、送信はされています。
だから、設定をしたから何を入れてもいい、にはなりません。
会社の情報を扱うときは、名前や金額を置き換えてから渡す。
この手順のほうが、設定より確実です。詳しくは「会社の情報をAIに入れていい?」の記事に書いています。
勤務先に規程がある場合は、そちらが優先です。
07よくある質問
今までに入力したものを取り消せますか
ログインしていなければ大丈夫ですか
会社のアカウントでも同じですか
08今日やること(1つだけ)
ChatGPTを開いて、設定の「データコントロール」を見てください。
確認するだけで構いません。
オンだった方は、それが初期設定です。

