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議事録を30分で終わらせる|文字起こしから配布まで

ああい(企業向けAI研修 講師)|更新 2026.10.23読む目安 4分
議事録を30分で終わらせる|文字起こしから配布まで

会議の録音から議事録を作る具体的な手順。研修で実際に使っている流れです。

この記事でわかること

  • 録音する
  • 文字起こしする
  • 整えて配る

この記事の要点

見出しひとことで言うと
先に結論:やることは3つだけ① 会議中はメモを取らない。あとで箇条書きにする
手順1:材料を用意する(5分)録音を使う場合も、使わない場合も、AIに渡すのは「文字」です。
手順2:3つに分けてもらう(5分)次の3つに分けて、箇条書きで書いてください。
手順3:足りないところを聞き返す(5分)出てきた議事録を読んで、物足りないときは、作り直させずに聞き返します。
手順4:自分で15分だけ直す(15分)最後は人の仕事です。見るのは4か所だけにします。
会社の情報を入れるときの線引きこれは研修で必ず聞かれるところです。
続けるコツ:テンプレを1つ持っておく毎回プロンプトを考えていると、結局やらなくなります。
今日やること(1つだけ)次の会議のあと、殴り書きのメモを「3つに分けて」のプロンプトに貼ってみてください。

【保存版】会議のメモ、まとめるのに何時間かけていますか?|Claudeで30分に縮める手順

「会議は終わったのに、議事録がまだ終わらない」

研修でこの話をすると、毎回いちばん反応があります。
1時間の会議に、まとめで1時間かかる。そういう人が珍しくありません。

企業向けのAI研修で講師をしています。
この記事は、研修でいちばん喜ばれた手順を、そのまま書いたものです。

プロンプトはClaude(スマホアプリでも可)でそのまま使えます。ChatGPTでも同じように動きます。

01先に結論:やることは3つだけ

① 会議中はメモを取らない。あとで箇条書きにする
② AIに「要約」ではなく「3つに分けて」と頼む
③ 出てきたものを、自分で15分だけ直す

この順番にすると、30分で終わります。
逆に、いきなり「議事録を作って」と頼むと、直す時間のほうが長くなります。

02手順1:材料を用意する(5分)

録音を使う場合も、使わない場合も、AIに渡すのは「文字」です。

録音を使う場合
・スマホの音声入力や文字起こし機能で、文字にします
・固有名詞は間違って変換されます。あとで直せばいいので、ここでは気にしません

録音を使わない場合
・会議直後に、思い出せることを箇条書きで殴り書きします
・順番はバラバラでかまいません。10行でも足ります

ここで大事なのは、**きれいに書こうとしないこと**です。整えるのはAIの仕事です。

03手順2:3つに分けてもらう(5分)

「要約して」と頼むと、読み物が返ってきます。仕事で使うのは、そこではありません。

▼ ここからコピー
次のメモから、社内で共有する議事録を作ってください。

次の3つに分けて、箇条書きで書いてください。
① 決まったこと
② まだ決まっていないこと
③ 次に誰が何をするか(期限がわかるものは期限も)

条件:
・メモに書かれていないことは書かない
・推測が必要な箇所は、文末に「※要確認」と付ける
・1項目は40字以内
・敬語はいらない。事実だけ書く

メモ:
【ここに貼る】
▲ ここまで

この「※要確認」が効きます。
AIが埋めた部分が一目で分かるので、確認する場所がはっきりします。

04手順3:足りないところを聞き返す(5分)

出てきた議事録を読んで、物足りないときは、作り直させずに聞き返します。

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この議事録を、会議に出ていない人が読んだときに、
分からない点が残るとしたらどこですか。
質問の形で5つ挙げてください。修正はしないでください。
▲ ここまで

返ってきた質問のうち、自分が答えられるものだけ答えて、追記します。
答えられないものが、次の会議で確認する項目になります。

05手順4:自分で15分だけ直す(15分)

最後は人の仕事です。見るのは4か所だけにします。

  • 人の名前と、担当者の割り当て
  • 日付と期限
  • 数字(金額、件数、時間)
  • 「※要確認」が付いた箇所

ここだけ直せば、出せる状態になります。
文章の言い回しは直さなくて大丈夫です。社内の議事録に、きれいな文章は要りません。

06会社の情報を入れるときの線引き

これは研修で必ず聞かれるところです。

  • 取引先の実名、個人名、未公表の数字は入れない
  • 入れる前に「A社」「担当者」に置き換える
  • 録音データそのものを外部サービスに渡してよいかは、勤務先の決まりを確認する

判断に迷ったら、社内の情報システム担当に聞くのが一番早いです。
確認が取れないうちは、自分でメモした箇条書きだけを渡す形にすれば、まず問題になりません。

07続けるコツ:テンプレを1つ持っておく

毎回プロンプトを考えていると、結局やらなくなります。
上の「3つに分けて」の文をメモアプリに保存して、毎回そこから貼ってください。

研修のあとで続いている人は、ほぼ全員これをやっています。
続かなかった人は、毎回ゼロから書いていました。差はそこだけでした。

08よくある質問

録音した音声をそのまま渡せますか
サービスによってできる場合もありますが、まず勤務先の決まりを確認してください。確認が取れないうちは、文字にしたものだけを渡すほうが安全です。
文字起こしが誤変換だらけです
直さずにそのまま渡して大丈夫です。前後の文脈から整います。ただし、人名と社名だけは自分で直してください。
1時間の会議だと、文字が多すぎて途中で切れます
前半・後半に分けて渡し、最後に「2つの議事録を1つにまとめて」と頼んでください。

09今日やること(1つだけ)

次の会議のあと、殴り書きのメモを「3つに分けて」のプロンプトに貼ってみてください。
1回やれば、次からは5分で終わります。

※この記事は、研修で受けた質問とお答えしている内容をまとめたものです。特定の企業の資料や個別の案件の情報は含みません。社内での取り扱いは、勤務先の規程と情報システム部門の指示が最優先です。

この記事を書いた人
あ
あい|スマホAIの教科書

企業向けの生成AI研修で講師をしています。整骨院、介護、電気設備など、ふだんパソコンをあまり使わない現場が中心です。研修で実際に受けた質問と、その場でお答えしている内容を書いています。